開業医の金融資産を4つにグループ分けして整理しよう。その7|vol.436

資産運用の強い味方、プライベートバンカー

前回は一括払い型資産を活用した資産運用についてご紹介しました。しかし、金融の「プロ」とは言えない開業医であれば、専門家の意見も聞いておきたいところです。そこで有効なのが金融の「プロ」であるプライベートバンカーに資産運用を手伝ってもらう方法です。

プライベートバンカーとは、1億円程度の金融資産を持つ富裕層を対象として総合的な資産管理を提供するサービスであるプライベートバンキングを専門とする金融機関の社員(バンカー)のことです。富裕層へのサービスとして銀行・証券の垣根にとらわれず、株式・債券・投資信託などのあらゆる金融商品の知識を持ち、顧客に合った商品を提供できることが大きな特徴です。

プライベートバンキングとは

プライベートバンキングには、欧米の富裕層が資産を増やし、子孫へ受け継いでいくために金融の専門家を執事のような役割で雇う形でスイスにて発祥した歴史があります。このため、プライベートバンカーの仕事は金融のアドバイスにとどまらず、子供の海外留学先の紹介や旅行の手配など多岐に渡るのです。海外では、プライベートバンカーは銀行員というよりも富裕層の生活に寄添うコンシェルジェという側面が強いため、税務や法律の相談を受けることも多々あり、美術品や海外旅行、レストランの予約などあらゆるサービスを提供しています。富裕層が代々に渡って資産を受け継いでいくため、プライベートバンカーも代々同じ家に仕えるということも珍しくないのです。

長期に渡って顧客へのサービスを続けることから、自身の短期的な利益のために偏った商品を案内する可能性は低く、長期的な視点に立って開業医へのアドバイスができると言えるでしょう。

投資判断は自分で行うのがモットーという開業医であっても、商品提案を受けることや定期的に相談に乗ってもらうことであれば失うものはないですし、金額の大きい取引を行う際には手数料の優遇を受けられる場合もあるのです。

日本の金融機関は銀行・証券・信託銀行と機能が細分化されているため、複数の口座・担当セールスマンをつけないと総合的な金融サービスを受けることが難しいのが実情です。一方でプライベートバンキングを行う金融機関であればセールスマン一人ですべてのサービスを提供することができるのが一番のメリットと言えるでしょう。

プライベートバンキングは外資系の銀行が得意としており、日本国内であればUBS、クレディスイスなどが営業しています。国内系金融機関ということであれば、大手銀行・証券会社にはプライベートバンキング部門があるのが通常です。

開業医がプライベートバンキング活用を考える時期は?

プライベートバンカーの活用を考えるタイミングとしては、金融資産が1億円を超えたタイミングがおすすめです。このくらいの資産規模から、金融機関も十分なサービスを提供してくれるケースが多いのです。私が知っている開業医には、金融資産が2億円のときにその半分の1億円をPBに運用委託して順調に資産を増やし、60歳前半で5億円の資産規模にまで広がった方がいらっしゃいます。1億円を預けて5%の運用益が出たとすると500万円の不労所得になり、日本では投資収益の税率は相対的に低いのでそれだけ資産運用のゴールに近づくことになります。

プライベートバンキングの特徴と言えば、1億円を超える最低残高と高いパフォーマンスの金融商品をそろえていることでしょう。もちろん、開業医のリスク許容度や運用方針などによって適切なポートフォリオの提案を受けることができますが、海外の商品へアクセスができることから高いリターンを期待できる商品や手数料が少ない商品に投資することができるのは大きなメリットです。また、自己資産を担保としてローンを活用することでレバレッジをかけることもできます。

開業医の中で差をつけるためには、早い段階でプライベートバンカーを活用することが大切なのです。

きょうもここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
トランクルーム大家より。

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