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ストレージ大家 マイクラオバラです。
クイズです。この漢字は何と読むのでしょう?
「囲繞地」
こたえは・・・
「いにょうち」と読みます。
「いじょうち」とよむひとも、まれにいます。
「にょ~」という音がついているせいか、なんとなくアヤシイ響きの用語ですよね。
じつはこれ、不動産投資で大儲けできるかもしれない用語なのです。頭の片隅に入れておいて損はありませんよ。
囲繞地とは?
建物を建設するには土地が必要です。
道路に接している土地は(正確には間口で幅2m以上道路に接している土地)は、現在の建築基準法に沿った適法な建設物を建設することができます。
袋地(ふくろち)と呼ばれる土地があります。
袋地は他の所有者の土地または海岸や崖地などに囲まれているなどして他の道路に出られない土地のことを言います。
満室研のオフィスは東京都千代田区三番町にあります。最寄り駅でいうと半蔵門駅、市ヶ谷駅、九段下駅です。靖国神社、イギリス大使館、日本武道館がすぐそばです。
満室研のオフィスが入居しているビルの隣接地が袋地になっています。いまオーナーさんが築古戸建を取り壊し工事に入っておりまして、防音シートで外囲いがされておりますね。
写真を見るとわかると思いますが、手前はわたしどものビル(接道あり)。左は築古の民家(接道あり)、奥と右もよそ様のビル(接道あり)でして、ここだけ道路に面していません。
袋地を取り囲んでいる周囲の土地のことを民法では「囲繞地(いにょうち)」と呼んでいます。
※ 繞の字は糸へんに「堯」
囲繞地に取り囲まれた土地(袋地)は、原則として新規の建物建設ができません。したがって利用価値の低い土地とみなされまして買い手がなかなかつきません。自然と価格が下がっていきます。利用価値が低い状態なのでやむを得ないところではあります。
なぜ袋地が生まれるのか?諸説ありますが、よくあるパターンとしてはもともと道路に接道していた土地が相続などで分割登記されてしまい、その際に接道義務を満たさなくなった場合が多いようです。
では、だれが利用価値のないまたは著しく低い土地を買うのか?
通常は周りを取り囲んでいる土地、囲繞地の所有者に購入話が行くことが多いようです。
隣地は道路に接していますから、一体のものとして開発すれば敷地面積の広い開発が可能になり、物件全体の収益力が向上します。
あなたが今後収益物件を購入する際、隣接地や裏地に袋地がないか、チェックしてみてください。
「うちの袋地買いませんか?」という相談が来たらチャンスですよ!銀行に相談して融資をつけてもらい、他の隣地所有者が色気を出す前にさっさと買ってしまいましょう。とくに大都会の空き地がほとんどない地域では土地の取得は陣取りゲームの側面があります。敷地面積が広くなるといろんな儲け方が出てきますよ!不動産投資のパワープレイです。
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