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区分所有マンションへの投資の良い点は何でしょうか。
区分所有マンションへの投資の良さは、なんといっても投資金額が小さく買いやすい点です。
一棟もののアパートやマンションに比べると必要な資金がだいぶ少なくてすみますから取り組みやすく見えるのですね。
ところが、家賃収入を見込んで区分所有マンションを買ってしまうと、投資としては非常に投資効率の悪い投資手法となってしまうのです。
なぜなら、先ほど説明した管理費や修繕積立金が家賃収入の大きな割合を占めてしまうためです。のこりはわずかな額となり、ぜんぜん儲かりません。
詳しくは次回以降、数値データを用いてご説明します。
また、銀行は区分の投資マンションを融資対象としてはほとんど見てくれないことも問題です。
なぜなら、ほぼすべての金融機関において、土地つき建物であれば高い評価をしてくれるのですが、区分所有マンションでは土地の持ち分が敷地全体の数百分の一程度と小さくなってしまうため、銀行が高評価をつけたくとも区分所有マンションは彼らからするとコンクリートの箱に融資するのと同じ扱いとなり、高い評価のつけようがないのです。
最初の1~2部屋までは、担保としての価値があまりなくてもあなたの給与所得を食いつぶす形でなら融資は可能なので、はじめのうちは融資してくれるのですけれども……。外資系金融などの超高級サラリーマン、年収で3千万超の方などですと4部屋5部屋くらいまで融資してくれる場合もあります。
銀行が融資対象としてほとんど見てくれないために、不動産投資の醍醐味である「次々に融資を受けて資産を拡大させる」戦略が維持できなくなってしまいます。
いずれにせよ、区分所有物件の地方版と都心版のキャッシュフローについて、具体的な数値で試算を行ってみましょう。
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