バフェットの投資法(4)最も重要な投資基準|vol.20

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バフェットが企業を買収する際の投資基準のなかでもひときわ強調されていること
「従業員数が少ない」かつ
「借入額が少ない」かつ
「ROE(Return-On-Equityの略、株主資本利益率)の高い企業であること。」

ROEが高いと何がいいの??
ROEが高いと株主資本の成長速度が速いです。どのくらい早いのでしょう?

  • ROEが5%の企業・・・・15年後に株主資本が2倍になる
  • ROEが10%の企業・・・7年後に株主資本が2倍になる
  • ROEが15%の企業・・・5年後に株主資本が2倍になる
  • ROEが25%の企業・・・3年後に株主資本が2倍になる

ちなみに日本の上場企業の平均ROEが7%ほどなので、株主資本が2倍になるには10年待たないといけません。

こうした事実は掛け算の結果なので当然といえば当然ですが、以外にも忘れられがちです。

株価は一見、株主資本が増えようが減ろうが無関係に変動しているように見えます。
じつは経験豊富な投資家、この中には当然ながら巨大金融機関や資産運用会社などの機関投資家も含まれますが、経験豊富な投資家は株主資本(正確には株主の会社資産の持分である純資産)を基準としたPBR(純資産倍率)という指標を投資判断の1つとして使っており、時価総額が株主資本を下回れば「割安!」と判断され、買われやすくなるのです。

したがって、株主資本を積み上げている会社は新規の株主を呼びやすく株価が上昇しやすくなりますが、それだけでなく株価の下値も切り上がってくる状況がよく起こります。

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