セルフストレージ超入門(07) 第2講 潜在需要の調査法① 世帯数・事務所数をカウントする方法|vol.71

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(気まぐれで題名を「セルフストレージ超入門」にしました)

 

毎年認知度と利用度が向上し続けているトランクルーム業界

 

業界の経験値としては5年前ですと220世帯※に1世帯の方に借りていただけるビジネスでした。

※ 圏内に中小規模の事務所があれば、簡易的に1事務所も1世帯としてカウントします。大規模な事務所であれば社員数÷5で近似的に世帯数とみなします。

最近はトランクルーム自体の認知度も上がってきたため、100世帯に1世帯程度の利用率となっております。

ちなみにトランクルーム先進国の米国では10世帯に1世帯が利用しておりますから、日本もそう遠くない将来20世帯に1世帯、10世帯に1世帯といった感じの利用率になるかもしれません。

そうなりますとあなたの店舗の未来は前途洋々ですね。

 

あなたの店舗の周りにいる見込み客数を推定してみましょう

 

とりあえず保守的に考えるとして、現在の目安としては見込み客数を100世帯に1世帯(世帯利用率1%。事務所も1世帯としてカウント)でみておきましょう。

仮にあなたが50室のトランクルームを開設したいと考えているのであれば、1%で割って5,000世帯。

電卓で計算するなら
 50 [÷] 0.01 (1%は百分率表示ですので0.01と入力)
ですね。これで5,000と確認できます。

半径2Km以内の居住世帯数と事務所数を足し合わせて5,000世帯(事務所)以上存在していれば出店予定場所としては合格!です。

 

基本的なデータは身近なところで公開されています

 

なお世帯数は各地域の市役所や区役所において住民基本台帳のデータとして公開されております。

町単位で細かく出ていますので、活用すると調査が楽になると思います。データ自体は地方自治体がネット上で公開しておりますので、検索エンジンを使ってお調べいただくか、直接地方自治体にお問い合わせください。

私どもの経験ですとどの地方自治体でもネット上で取得できるようにエクセル形式などのファイルを公開していると思います。

※ 圏内に中小規模の事務所があれば、簡易的に1事務所も1世帯としてカウントします。大規模な事務所であれば社員数÷5で近似的に世帯数とみなします。

 

 

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