アパ・マン投資を超えて:太陽光発電とトランクルーム、どっちが儲かるのか(その2)|vol.51

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

(この記事はその1の記事の続きです。)

だらーっとしていた私のところに届いた太陽光発電所の物件概要は、以下のようなものでした。
物件が特定されないよう、少しぼかして書いてありますが実際に売りに出ている物件です。類似物件が10物件ほど届いています。

1.太陽光発電の物件概要

届いたものの1つは、こんな物件でした。イメージがつかめるでしょうか。

場所: 大阪隣接県(関西電力管内、供給制限なし)
価格: 2500万円
年収: 300万円(フル稼働時)
利回り: 12% ( ← 300万円÷2500万円)
発電設備: 低圧55kw ※1
発電量: 7万5千kWh(キロワット時)
FIT※2価格: 40円

※1: 高圧ですとメガソーラー扱いになり、専任の管理者を置いたりいろいろコストがかかります。5億以上お持ちならメガソーラーがおすすめですが、1億前後かそれ以下の場合は低圧がおすすめです
※2: 再生可能エネルギー固定価格買取制度における買取価格(Feed-In Tariff)の略。

土地は借地ですので、上記2500万円には土地の購入代金は含まれません。代わりに売電収入から毎年10万円を地主様にお支払いします。

これをみて、私の第一印象は「これいいじゃん!借り入れで購入総額増やせば、たとえば1億円分購入できれば当期分の費用として50%の5000万円計上でき、納税額を減らせる」でした。

とはいえいきなり1億円、未経験の太陽光を買うのもなぁ、とおもったので、とりあえず5千万円くらい買ってみようかな、と考え始めました。

1区画2500万円とのことなので、自己資金で2500万円、同額借り入れをしてもう1区画買い、合計5000万円の投資を考えてみましょう。
種銭2500万円で2倍のレバレッジ(※3)をかけ5千万円にしようと考えたわけです。

最近の太陽光発電は20年保証の売電価格は28円、地域の電力会社から買取制限を受けるなどしてメリットがどんどん減っていますね。この物件は太陽光販売会社が承認を以前に取得しており売電価格が高く40円でした。

利回りも最近は10%割れも散見される中、12%です。収益不動産投資ですと表面利回り9%~8%当たり前、自己資金2500万で3億の物件を買って・・・なんてのに比べると、低リスクに見えますし、借入比率も無理やり上げなくても何とかなりますし、割といい案件に見えますね。

ここでふと思いました。
私はトランクルーム投資も手掛けておりまして、利回りだけ見ればもっと高いのです。では太陽光と比較して、どうなんだろう。

どうなんだろう?太陽光よりも収益性が高いかも!?
比較結果を知りたい人は次の記事(その3)をご覧ください。

※3
太陽光発電のレバレッジ比率について。
借入比率50%ですから、別にハイレバレッジな投資ではないですね。
アパート・マンション投資ですと5~10倍のレバレッジ(借入比率80~90%)はよく聞く話です。20倍超のレバレッジ(借入比率95~100%)などという案件への取り組みもよく聞きます。そしてそれが当たり前になっていますね。

*****

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