確信犯?フルローン・オーバーローン投資を求める不動産投資家と結託した不動産仲介会社がフルローン・オーバーローン取引を組成する方法(その2)|vol.42

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この記事はその1の続きです。

《投資用不動産の売買》《空室対策》《収益マンションの売却》
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延べ3時間ほどいろいろお話を聞いているうちに、なぜ物件価格の8割強しか融資しない銀行がオーバーローンを提供しているのか理由がわかり、その巧妙さに驚くとともに、ぞっとしました。

こんなことやって銀行をだまして高額の融資を引っ張りだし、素人同然の「不労所得を夢見る初心者大家さん」にハイレバレッジ・ローンをはめ込む業者さん、モラルとしてどうなのよ?とおもいましたので、ここでシェアします。

前もってお断りしておきますが以下の方法に取り組み、発覚すると銀行取引停止になるだけでなく、銀行ローン契約上、満期を待たずに一括全額返済を求められても借入人であるサラリーマン大家さんは一切抗弁できません。

ハイレバ投資、オーバーローン投資は昔からある手法ではあります。これまでにあまたのサラリーマン大家初心者くんが犠牲になり、入居率低下時に返済が追い付かずに破産の憂き目にあっている手法です。お取組みは慎重に。収益不動産投資は買うこと自体が目的になってはなりません。購入後に安定経営をし、安定的に利益を作り出すことが目的なのです。

また、破綻してしまっては立ち直るまでのダメージが大きすぎますし、今回紹介する手法に巻き込まれると復活できなくなる可能性大です。また、今回紹介する手法を推進した仲介業者はその銀行とは取引できなくなります。

ではどんな手法なのでしょう。

結論から言うと、同一の物件に対し、契約書を2重に用意します。
昔からある手法です。
今回のケースはちょっとだけひねりをきかせているのですが、本質的には売買契約書の偽造です。

過去の手法では売買契約書を2種類作ることを物件購入者も仲介業者も自覚しているので両者に自覚があります。
今回の手法は物件購入者が自覚せずに加担するよう巧妙に仕組まれています。

よく考えればやばい取引であることに気づくはずなんだけどなぁ~~ でも騙されて取引をしているのか、確信犯的に無知なふりして取引に乗ってしまうのか。

ポジティブにとらえると、それだけ不動産投資のすそ野が拡大し、素人投資家が増えてきたということなんでしょうか。ああ、任意売却の物件の列ができる数年後が見えるようだ。。。。いつか見た風景ではありますが。

その3に続きます。

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