不動産ビジネスの成功の鍵も「人」にある | vol.266

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前回のブログでは、「不動産ビジネスを始めるにあたっての心構えと基本的な流れ」についてご紹介しましたが、今回は不動産ビジネスに向いている人とはどんな人なのか、そして不動産ビジネスの目的について書いていきたいと思います。


不動産投資に向いているひと、いないひと

まずは、「向いていないひと」の傾向からお話ししますね。私どもも不動産投資家さんや初心者の方含め数千人の方とセミナーや面談の場でお話を伺い、賃貸不動産経営についてお付き合いさせてきましたので、最近では20~30分お話しさせていただくだけで、何となく、向いていないひとかどうかがわかるようになりました。


不動産投資に向いていないひとの共通点

まず、どんな性格の人が不動産投資に向いていないのかについてご紹介します。
それは、完璧主義の人です。

極端なことをいうと、不動産ビジネスにおいて、完璧な物件などめったにありません。

完璧を求めていては、そもそもスタートラインに立てないのです。

不動産ビジネスでは、いちばんはじめに購入する時こそが、最も判断が難しいとよく言われます。

自分で勉強すればするほど、「買えない状態」に陥ってしまうのです。
専門家に任せるところは任せたほうがいいのです。


不動産投資に向いているひとの共通点は「スケコマシ」!?

逆に不動産投資に向いている人はどういう人か。

一言でいうと
「スケコマシ」
な人です。

スケベな人という意味のスケコマシではありませんよ。
(す)素直な人
(け)謙虚な人
(こ)行動や判断が早い人
(ま)学ぶ(し)姿勢のある人

の頭文字をとって、「すけこまし」と呼ぶのです。

(す)素直な人と(け)謙虚な人は、信頼できる不動産屋を見つけることができる人です。
 不動産屋も人間ですので、素直な人と謙虚な人には情報が届きやすいです。
(こ)行動や決断が速い人、これは成功のための必須要素です。
良い物件ほど「足が速い」つまりよその行動や決断が速いベテラン投資家にもっていかれがちです。
(ま)学ぶ(し)姿勢のある人は、知識の宝庫であるその不動産屋から貪欲に学び、納得できたらある程度のことを任せられる人です。

不動産屋の営業担当者は、レスポンスが早く、素直で、学ぶ姿勢のある人にいい物件情報が来たら教えてあげようと思います。私もそうですし、部下も同僚も同業者も同じことを言います。
結果として、そういう人には、不動産会社からいい情報が入りやすくなるのです。

「成功してほしいな」
「自分の業界知識でもっと成功するように助けてあげたいな」
不動産営業マンにそう思わせてしまう「スケコマシ」なあなた!

投資を始める前から成功の階段を上り始めていること、間違いありません。
おめでとうございます!

不動産ビジネスは、情報戦と言っても過言ではありません。
よって、いい情報を得るには、いい情報をたくさん持っている不動産屋とがっちりとした関係を築く必要があるのです。

いま「スケコマシ」の項目を読み返して感じたことですが、このような方は不動産投資だけでなく人生でも、ご本業のお仕事でも成功をおさめそうな気がします。

「スケコマシ」でないと、高収入でもうまくいかない

たとえば、高収入の人だからといって、その人にいい物件情報が集まるかといえばそうではありません。

その人がどういう人なのか、広い見識を持っているか、横柄な態度でないか、学ぶ姿勢があるか、決断力があるかなどを見て、不動産屋の営業担当者は情報提供をするかどうかを決めます。

言い換えれば、傲慢で、不動産屋の言うことを聞かない人にはあまりいい情報を教えたくないのです。

情報を提供するのは、最終的には人ですから当然と言えば当然のことですが。
つまり、不動産屋と良好な関係を築けて、不動産屋と二人三脚でできる人が不動産投資に向いている人と言えます。

不動産屋に購入物件を探してもらう際にも、どのように伝えるかで、不動産屋の力の入れ方が変わってきます。
漠然と「利回りが高い物件が欲しい」などと言うのではなく、なるべく具体的に伝えるようにしましょう。



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不動産ビジネスをする目的をしっかり持とう


みなさんは何のために不動産投資をするのでしょうか?

「将来のお金のことが心配だからなんとなく」「周りが始めているから」という漠然とした目標でも始めようと思えば、できてしまいます。

しかし、長く続けていくためには、なんとなくの目標だけではなく、具体的な人生設計が持ったうえで始めたほうがいいでしょう。

何のために不動産投資をやるのか。お金を増やしたいのが理由であれば、不動産投資でなくてもいいわけです。
不動産投資をやって成功している人はその答えが明確です。

明確である人ほど、難しい問題が起きても自ら考え行動し、目標を達成しようとします。

うまくいけば、の話ですが、不動産投資を行うと、生活レベルを変えることができます。
例えば、50代で年収が800万円、子どもが2人いる一般的な4人家族だとすると、子ども2人が大学に進学している(一人暮らししていればなおさら)となると、家計が苦しいのが実情です。

そこで不動産ビジネスを行うことによって、年間プラス300万ぐらい入ってくると、どうでしょうか。

大学の授業料、仕送り分などが不動産収入から支払うことができます。
不動産投資がうまくいけば、人生設計を考える上でプラスになりますし、日々の生活レベルが変わってきます。

どんな人生を歩んでいきたいのか。どれぐらい年収を増やしたいのか。
これを明確にすることが、不動産ビジネスを行っていくうえでの重要な物差しになってくるでしょう。


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きょうもここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
あなたの不動産投資事業が成功することをお祈りしております。
トランクルーム大家より。

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