2016年 1月 の投稿一覧

How to setup CentOS virtual machine environment on Windows (part2) / Windows上にLINUX(CentOS)の仮想マシンを作成する方法(2)

この記事は前回のつづきです。

VirtualBoxをインストールし、参考資料を見ながらVagrantをインストールしCentOS6.5環境をインストールしたものの、SSH(シェル)にログインしようとしてもできませんでした。なぜだろう。

検索していろいろ記事を読んでみると、同様にうまくいかずに苦労している人が少なくないようです。

その後の顛末を記しました。

Vagrantのバージョンは、1.8.1です。vagrant –versionコマンドで確認しました。記事執筆時点(2016.1.24)の最新版です。

CentOS6.5用ボックスファイル(環境設定ファイル)の追加
http://www.vagrantbox.es/
にいくと、現在追加可能なボックスファイルの名前を確認することができます。

コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力。
vagrant box add {適当な名前} {boxファイルURL}
{適当な名前}のところには自分で識別するときにわかりやすい名前を入力。今回はcentos6.5をインストールするのでcentos65。
{boxファイルURL}には、導入対象となるボックスファイルが保存されているアドレスを入力します。

入力例:
cd vagrant
vagrant box add centos65 https://github.com/2creatives/vagrant-centos/releases/download/v6.5.3/centos65-x86_64-20140116.box

仮想マシンを作成する
Windowsのコマンドプロンプト(「ファイル名を指定して実行(R)」からcmdと入力するとコマンドプロンプトに入ることができます)から、仮想マシンを作成します。
centosという名前のフォルダを作成します。
今回は、C:直下にvagrantというフォルダを用意し、その下に作成します。

cd c:\vagrant
mkdir centos

作成したcentosフォルダに移動し、vagrantfileを作成します。
cd centos
vagrant init CentOS65

生成が完了したというメッセージが出れば成功です。
dirコマンドを実行すると、vagrantfileが生成されていることが確認できます。

vagrantfileの変更
コマンドプロンプトからnotepad vagrantfileと入力し、vagrantfileを開きましょう。初期設定を変更します。

確認事項1 config.vm.box = “CentOS65” となっていればOK。コメントアウトされている、または別の名前になっている場合は修正する。
コメントアウトされている行は冒頭に半角の#がついていますので、#を削除することでコメントアウトを解除できます。
確認事項2 config.vm.network “private_network”, ip: “192.168.33.10” がコメントアウトされていないこと。されていれば#を削除。
確認事項3 config.vm.synced_folder “../share”, “/var/www/html/share”の追加。

確認事項3は、ファイル共有を可能にするための1行です。
これで、C:\vagrantfile\share というフォルダを仮想OS上でも閲覧可能になります。

C:\vagrantfile の下にshareというフォルダを作成します。
ついで、C:\vagrantfile\shareの下に、index.htmlファイルを作成します。
中身は以下のような簡単なものでかまいません。
(index.htmlファイルの中身の記載例 ここから)
<h1>Hello Vagrant!
(ここまで <hはここでは全角になっていますが、実際に作成する場合には半角にしてください。)

次に説明するCentOSの起動を行った後、以下の状態になっていれば共有フォルダとして認識されていることが確認できます。

【条件1】CentOSを起動し、
【条件2】/var/www/html の下にshareというディレクトリがある
【条件3】shareの下にindex.htmlがある

CentOSの起動方法
コマンドプロンプトから、先ほど作成したvagrantfileのおいてあるディレクトリに移動します。
vagrant upと入力してください。
これで起動可能です。
初回だけ初期設定の関係で3~5分の待ち時間がかかります。
他のvagrantコマンドは、前回の投稿を参照してください。

SSH接続をする
Macの場合はvagrant sshで接続できるそうですがwindowsでは接続できないので、Tera Termを使用して接続します。Tera Term以外でもお使いのsshクライアントソフトであれば接続可能です。まだお持ちで無い方はフリーでダウンロードできます。

Tera Termからのアクセス方法
Tera Termを開き
・ホスト(T) 192.168.33.10 (上記確認事項2で記載のIPアドレス)
・TCPポート 22
・サービス SSH
でOKボタンをクリックしてください。バージョンはSSH2、プロトコルはUNSPEC
vagrant2-1無題

 

ここで接続できないあなた!!!

 

わたくしもここで1週間足止めを食らいました。
下記の記事のリンク、英語記事を見て回っていて気がつきました!

記事を漁っていて気がついたこと:
Intel Virtual technologyがBIOSレベルでenableになっていないとVirtual machine自体とのPC本体とのコミュニケーションがうまくいかないらしい。

私の行った対応:
私の使っているThinkpad W540を再起動しF1キーでBIOSに入り、Intel Virtual technologyがDisabledになっていたところをenabledに変更し、保存して再起動。Windows起動後virtual upすると変なメッセージが消えてSSHクライアントソフトのtera termからログインできました!!!
vagrant2-2

login ID = vagrant
login password = vagrant
で、CentOS shellにログインできます。
vagrant2-3

この記事のBIOS設定変更より上の部分の作業をしても、昨日と同じところでとまってしまいSSH接続できませんでしたので、そもそも今回の記事の前半の作業は実は不要で、BIOS設定変更だけしていれば解決したのかもしれません。

いずれにせよ、Windows7上でCentOS6.5のバーチャル環境を設定することができました。

参考1:【Windows7(64bit)】VirtualBox+VagrantでCentOSの仮想環境構築http://qiita.com/kobaboy/items/5469523a2b0bf8b61e8e
参考2:http://qiita.com/super-hot-engineer/items/21e4456b8318db877f5b
参考3:http://qiita.com/nabeo5656/items/fd77fd0746fbb95f8373
参考4:http://blog.suusuke.info/2013/12/03/vagrant-up-%E3%81%A7%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%81%AB%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8/
参考5:http://qiita.com/kobaboy/items/5469523a2b0bf8b61e8e

How to setup CentOS virtual machine environment on Windows / Windows上にLINUX(CentOS)の仮想マシンを作成する方法(1)

Windows上にLINUX(CentOS)の仮想マシンを作成する方法。その1

なぜ、Windows上にCentOSをインストールするのか?
Webシステム構築、webプログラミングはLinuxサーバ上で行いますが
毎日あちこち移動している私としては、手元で開発できるのがい一番効率が良い。
ネットに接続していなくても、windowsマシンから仮想環境上のCentOSにログインすれば開発環境がでてくるわけで、これは助かる。

ということで自分のWindows環境に導入すべく、やることをまとめました。
筆者はWindows7 Professional 64bit版上での作業です。

手順は大まかに分けると以下の3段階です。ネットにつながっている環境下で作業すれば、10分程度で完了します。

手順1:VirtualBox by OracleをWindows上にインストールします。
手順2:CentOSのマシンイメージを一発でダウンロードできるVagrantというツールをダウンロードして利用します。
手順3:仮想マシンの追加作業

手順1:VirtualBoxのインストール

VirtualBoxを利用します。VirtualBoxは以下のアドレスからダウンロード可能です。
http://www.virtualbox.org/wiki/Downloads

ダウンロード後、インストーラーの指示に従ってください。

手順2:Vagrantの実行

Vagrantは以下のアドレスからダウンロード可能です。
http://www.vagrantupcom/downloads.html

手順3:Vagrantの実行

まず、仮想マシンを作成したいディレクトリ上にフォルダを作成します。
私はC: の直下にVagrantというディレクトリを作成しました。

コマンドプロンプトを起動し、いま作成したVagrantディレクトリに移動します。
vagrant
コマンド”vagrant init”を実行します。
Vagrantのファイルが自動的に作成され、実行が完了すると以下のメッセージが表示されます。
vagrant2

vagrantフォルダの下にVagrantfileというテキストファイルができてきます。
テキストエディタ(メモ帳などで可)を使い、初期設定を少しだけ書き換えます。

変更前のVagrantfile
白黒反転させて表示している行が、変更対象となる行です。
vagrant3_orig

変更後のVagrantfile
オリジナルの行を#(半角のシャープ)でコメントアウトし、1行追加しました(スペルミスに注意!)。
vagrant3_new
ちなみに、最新版や他のパッケージを導入したい場合はhttps://vagrantcloud.com にいくと、ほかにもいろいろな仮想マシンのboxが登録されています。

以上で仮想マシンの準備は完了です。

コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行すると、仮想マシンが起動します。初回だけ、ネットから必要なファイルのダウンロードを行うため時間がかかります。

vagrant4_startup

仮想マシンのコマンド一覧

Windowsのコマンドプロンプト上から実行します。

vagrant status
起動状態の調査
vagrant up
仮想マシンの起動
vagrant halt
仮想マシンの停止
vagrant suspend
仮想マシンをスリープさせる
vagrant resume
仮想マシンをスリープから復帰させる
vagrant reload
仮想マシンの再起動
vagrant status
仮想マシンの状態の確認
vagrant destroy
仮想マシンを破棄
vagrant ssh
仮想マシンへログインする
vagrant –version
バージョンを確認する
vagrant box list
インストールしたBox名の確認
vagrant box remove CentOS7
Boxの削除(CentOS7というBoxを削除した場合)

Windowsで仮想マシンにログインするにはsshクライアントソフトが必要

Windowsには標準でSSHクライアントソフトがインストールされていないので、コマンドプロンプト上でvagrant sshを実行しようとすると、以下のSSH接続用情報が表示されるのみで、ログインはできません。
vagrant5_ssh
Windows用のSSHクライアントソフトとしてはTeraTerm, Poderosaなどがあります。

ここではTera Termを使いました。
コマンドプロンプト上に表示された情報を入力し、ログインします。
Tera Term1画面目
vagrant6_teraterm_ssh

Tera Term2画面目
vagrant7_teraterm_ssh

これでうまくいくはずでした。が、しかし!tera termからsshに接続しようとしてもうまくいかない!!なぜだろう??(その2へつづく)