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グーグルの敵といえばどこでしょうか??

ヤフーでしょうか?
マイクロソフトのMSNでしょうか?
それとも意外と検索エンジンBingかも??

すべて、ちがいます。

グーグルのEric Schmidt(エリック・シュミット)会長(前CFO)は
グーグルのライバルについて以下のように発言しています。

「私たちの競争相手は
 BingやYahoo!だと考える人が多いが、
 検索分野での最大のライバルは、Amazonだ。*」

*出典 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/748bff70-52f2-11e4-b917-00144feab7de.html#axzz3meK3LqXv “Amazon is our biggest search rival, says Google’s Eric Schmidt, Financial Times, October 13, 2014 6:00pm.” High quality global journalism requires investment. Please share this article with others using the link below, do not cut & paste the article. See our Ts&Cs and Copyright Policy for more detail. Email ftsales.support@ft.com to buy additional rights.
“many people think our main competition is Bing or Yahoo. But, really, our biggest search competitor is Amazon”, pointing out that internet users are likely to go directly to the retailer if they are shopping. “

どうです?検索エンジン最大手のグーグルが、検索エンジンのライバルは検索エンジンではないというのです。ライバルはネット通 販最大手のアマゾンであると。意外なような気もしますが、アマゾンのサイト自体が欲しい商品を探し出すための巨大な検索システムだと考えると理解 できる気がします。さらにアマゾンは現実世界とも結びついています。無数の商品とショップとつながり、さらには自社倉庫も保有しているので す。

ライバルの存在が重要

ライバル企業の存在は、グーグルに限った話ではありません。

一流企業には必ずといっていいほど、敵がいます。アップルのOS分野の敵はマイクロソフト。セブンイレブンのコーヒー戦争の相 手はドトールコーヒー、タリーズ、スターバックス。ドーナツ戦争の相手はミスタードーナッツ。テイクアウトのフライコーナーの敵はケッタッ キー。

なぜ一流企業には敵がいるのでしょうか?

それは・・・・・

自分たちが素晴らしい企業、組織であると思っているからです。

グーグルの人はグーグルこそが一番だと思っています。

ゴールドマンの人はゴールドマンが一番だと思っています。

それを確認するためには、
相手と比べなくては本当に自分たちが優れているのか、わかりません。

人間は回りと自分たちを比べて、周囲との相対距離の中でしか自分を評価できない生き物です。

だから、敵を設定するのです。

この敵チームは他の会社に限りません。
他の業界であったり、他の組織であったりします。

いずれにせよ敵チームが要ることで自分たちのチームに誇りを感じ、
団結しそれぞれがチームに貢献しようとするのです。

逆に敵チームが居ないとどうなるのでしょう?

それは・・・・・
そのチームで働く人はチームではなく、「他人を敵」にしてしまうのです。それも社内の人間を相手にしてしまうのです。

他人より秀でるためにはどうしたらいいか?自分が素晴らしいけどあの人は駄目だ。自分と同じくらい出来るやつは居な い。

そんなことばかり考える人が多数を占める組織になってしまいます。

もし、素晴らしい組織を作りたいなら、まずは敵チームを設定することです。

敵チームを設定し、「自分たちこそは素晴らしい」と思ってくれる人を増やせばよいのです。

あなたの会社では、自分たちの敵と呼べる会社、業界、チームはありますか?
もしないのなら、まずはその敵を設定するところからはじめましょう。